
役に立つ毛髪・育毛理論
皮脂は皮膚のバリヤー
かつて、根こそぎ落とさないと毛根を詰まらせ、抜け毛の原因となるとされ、悪者扱いされてきた皮脂。
確かに皮脂は、数日シャンプーしないでいると、頭皮や髪にたまり、べたつきや、かゆみやにおいを発するようになり、脂性フケが原因の抜け毛を生じさせることもある、何とも不快感なものなのですが、その一方で、皮脂は取りすぎず、適度に残しておいたほうが、髪や肌に良いこともわかっております。
1・外部刺激から肌を守るバリヤ機能がある
2・肌の水分蒸散を防ぎ、保湿機能がある
3・弱酸性なので、細菌の増殖を抑える抗菌機能がある
これらの機能から、最近は湯シャン(シャンプーを使用せず、お湯ですすぐだけで皮脂を落とす方法)で済ませる方も増えています。
(湯シャンで薄毛が改善されたという方もあるようです。)
当店では、薬剤が頭皮への刺激になりにくいように、カラーリングの前はシャンプーをせず、施術することを原則としております。
また、お湯の温度設定も、頭皮の皮脂を落としすぎず、残しすぎず、ちょうど良いとされている38度前後に設定し、カットの後のシャンプーも、洗浄力のあまり強くないシャンプーを使用し、1回にとどめるようにしております。
(お客様の要望により、温度設定を変えたり、シャンプーをしなかったり、2度洗いのメニューも用意しております。詳しくはお尋ねください。)
髪のダメージについて
髪の毛は、一度傷んでしまうと、その度合にかかわらず、元の状態の戻ることはありません。
パーマやカラーリングの薬液の作用によるものや、紫外線、プールの塩素、ドライヤー、アイロンの熱、etc…。
どんなに使用感の良い、高価なヘアケア商品を使用したとしても、あくまで疑似的に手ざわりを良くしているだけなのが実態です。
サロンで使用している業務用の毛髪処理剤も例外ではありません。
髪の傷みが治る、ダメージが全く無い、などという薬剤はないということです。
(ダメージが少ない、というものはありますが。)
以上のことから、髪のダメージをなるべく少なくしながらパーマやカラーの施術をすることが重要になるのですが、パーマやカラーを施さなくても、シャンプーや、ドライヤーで髪を乾かすだけの行為でも、日々繰り返すことで少しずつ髪は自然に傷んできます。
髪をなるべくダメージさせないようにするためには、普段からのヘアケアの仕方も、意識することが大事といえます。
